2023.12.06
あの3Dプリンタがご家庭で!
3Dプリンタ、10年くらい前には1台1000万円すると聞いていました。
現在はお安いモデルであれば数万円〜で手に入るようになっています!
印刷データも簡単に作れる!すごい!今日は3Dプリンタについてご紹介します。
3Dプリンタとは?
三次元ソフトウェアのデジタルデータを元に現実世界に立体物を印刷する、便利でおしゃれで最先端なプリンターです。
1980年代ごろに登場した技術ではありますが、非常に高価で操作も難しいものでした。
しかし40年ほど経った今、私たちの手の届く金額で素人でも印刷できるように進化していました!
印刷の方式と素材
3Dプリンタでは印刷する素材が変えられます。
それぞれコストや得意不得意に差があるので、作りたいものがはっきりしている場合は要チェックですよ。
マイナーながら金属素材で印刷することも可能で、これはさすがにお高いですが夢が広がりますね。
具体的に作りたいものはないけれど面白そうだから欲しい!!
そんな方は下記のタイプが安価で扱いやすいです。
- レジンを少しずつ固めていく「光造形方式」
- 溶かしたフィラメントを積み上げていく「熱溶解積層方式」
【光造形方式】
- 素材:レジン
- 表面がなめらかで綺麗にできる
- 半透明に仕上がる
- 一般的なレジンクラフト制作と同様の注意点あり
- 身体にあまり良くない(ペットを飼っている場合要注意)
- 換気ができる環境であることが必須
- ツンとした強い臭いがする
- 太陽光に弱い
匂いが強く共有スペースに置くことはおすすめできません。レジン素材特有の注意点がありますが、レジン素材のメリットもあります。
そのまま使っても半透明で涼しげなアクセサリーやフィギュアが制作できます。
重量感もあり、安っぽい印象も与えません。
レジンを使用したハンドメイドをされている方であれば、オリジナルモールド(シリコン型)を作ることもできますよ!
【熱溶解積層方式】
- 不透明(フィラメントの色=印刷物の色)
- 販売されているフィラメントの色が多い
- 大きなものを印刷しても比較的軽い
- 関節の動かせるフィギュアが作成できる
- 臭いがほぼない
- 層と層の段差がややある(設定によっても差が出る)
- 印刷に失敗するとモジャモジャとした物体が……!
当然熱に弱いため、ランプシェードのような熱源の近くに設置する物を印刷してはいけません。
しかしランプシェードほどの大きさの物を印刷した時でも重くなりすぎないため、試作品を印刷してみる際にはとっても重宝します。
素材そのものも軽いですが、隠れる部分は空洞にしてさらに軽量化することもできますよ。
余談ですが日本事務器にもついに3Dプリンタが導入されていました。
AnkerMake M5 ¥99,990(税込) です!
印刷データについて
3Dプリンタの先達ユーザー様により、印刷フリーのデータがたくさん公開されています!
デジタル日時計や思ったよりうねうね動く龍のフィギュア、球体関節人形なども先輩方がデータを公開してくれています。
ダウンロードするだけでいずれも簡単に印刷ができます。
利用規約をよく読み、マナーを守って楽しく印刷しましょう。
購入したからには自分の好きなデータで印刷したい方。
今は比較的簡単に3Dのデータが制作できるソフトも出ています!
すでにある物をスキャンしてデータを作ったりそれを別のオブジェクトとくっつけたり印刷が成功しやすいかはさておきデータだけならすぐに作れます。
同じデータでも失敗する回と成功する回があるので、めげずに作ってみてくださいね。
以上、3Dプリンタについてご紹介しました。